
今シーズンは暖冬で雪が少なく、春の訪れをいち早く実感できる季節となりました。
先週土曜日に、当地近郊の木橋の自主点検を行いました。
農作業など本格的に動き出す3月~4月の点検です。
カンキョウ橋
(上越市農村公園内)歩道橋 橋長8m、幅員1.5m 平成17年度施工
施工してから約10年が経ちました。
水辺を周遊するひょうたん池のくびれたところに掛っている木橋です。
丸太桁の弓なり構造をもった特徴ある橋体です。
当地では雪が積もりますので、積雪荷重に対応しています。
点検結果:健全度 良 桁の主体構は不朽もなく新鮮。
※目視、触診、打撃にて判定、ピロディンやレジストでの評価ではありません。
杉無垢材プレストレス木床版橋
(上越市私農道)車道橋(軽貨物、コンバイン他) 橋長4m、幅員2.5m 平成21年度施工
施工してから7年目の春を迎えました。
供用橋として、主に水田管理のための通行車両を対象とした、地域の規格木材で対応できる木橋です。
床版の横プレストレスとする構造の特徴ある橋体です。
当地では雪が積もりますので、積雪荷重に対応しています。
点検結果:健全度 良 床版桁はAs付着塗装でラッピングされているので、は不朽もなく新鮮。
※目視、触診、打撃にて判定、ピロディンやレジストでの評価ではありません。
※地際の枕材に少し腐朽が見られる。