6月初旬から12基の雪まがりベンチの製造を開始し、今月完成しました。
今日はその製造の様子をお届けしたいと思います。
工程1
まず、2~3年かけて少しずつ乾燥させた座板になる材料を製材し直します。
(乾燥によって反ってしまった部分を真っすぐにするためです。)
工程2
次に座板の側面の凹凸を削ってなめらかにします。
丸太の形は残しつつ、木の皮や割れ、ささくれを丁寧に削ります。
工程3
座板の両端を切断。ベンチの脚になる部分も同じように加工します。
工程4
座板の座る面を専用の機械で削りなめらかにします。
工程5
座板と脚を固定するための止め具用の穴を開けます。
工程6
木材に防腐薬剤を中まで染み込ませる処理をするため、専用の工場へ運びます。
工程7
耐候性塗料を塗ります。(防腐・防カビ・撥水・耐UV等の効果)
まず座面裏・側面と脚に塗布(2回)。 ※今回は3色のベンチを作りました。
工程8
組み立て(座板と脚を固定する。)
工程9
最後に座板の座る部分に耐候性塗料を塗ります(2回)。