雪まがりベンチ製造の様子をご紹介します!
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2024.07.29
雪まがり板 圧縮

6月初旬から12基の雪まがりベンチの製造を開始し、今月完成しました。

今日はその製造の様子をお届けしたいと思います。


工程1

まず、2~3年かけて少しずつ乾燥させた座板になる材料を製材し直します。

(乾燥によって反ってしまった部分を真っすぐにするためです。)


工程2

次に座板の側面の凹凸を削ってなめらかにします。

丸太の形は残しつつ、木の皮や割れ、ささくれを丁寧に削ります。


工程3

座板の両端を切断。ベンチの脚になる部分も同じように加工します。


工程4

座板の座る面を専用の機械で削りなめらかにします。


工程5

座板と脚を固定するための止め具用の穴を開けます。


工程6

木材に防腐薬剤を中まで染み込ませる処理をするため、専用の工場へ運びます。


工程7

耐候性塗料を塗ります。(防腐・防カビ・撥水・耐UV等の効果)

まず座面裏・側面と脚に塗布(2回)。 ※今回は3色のベンチを作りました。


工程8

組み立て(座板と脚を固定する。)


工程9

最後に座板の座る部分に耐候性塗料を塗ります(2回)。



乾かして完成!!

仕上げに、室岡林業の銘板を付けました。



この雪まがりベンチは、一つ一つ丁寧に手作業で加工をしていくので、手間がかかります。

製造員一人一人が心を込めて作業を進め、素敵なベンチが出来上がったと思います。


今回出来上がったベンチは、新潟県上越市の五智公園へ8基納品しました。


上越市五智公園内 交通公園ゴーカート乗り場


  残りの4基は新潟空港へ設置する予定です。

 


訪れた多くの方々に座っていただき、憩いの場となればうれしいです。

このブログをご覧になった方も、機会があればぜひ座ってみてください!!


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