工場見学 ~妙高山麓から木製品が生まれるまで~
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2025.03.26
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新潟県、(株)山といえ、ニイガタコラボレーターズ、そして弊社の4者共同主催 (協力:(株)スタジオジャパホ)で、2日間にわたるツアーを開催しました。

ツアーは妙高山麓の森林見学や製材工場見学などを通して、木の魅力や地元の木が製品になるまでの過程を知ってもらう内容となっています。


弊社では工場見学を行い、丸太がどのようにして製品になるのかを実際にご覧いただきました。



今日はその工場見学の様子についてご紹介します。


まずは、敷地内に積まれた大量の原木を見ていただくところからスタート。弊社の丸太置き場にある丸太の多くは、地元妙高の山で伐採された丸太です。

その後、機械で丸太の皮をむくところや製材の様子を間近で見学していただきました。

バーカー見学

丸太の皮剥き



製材機

製材の様子を見学



大きな丸太をどのようにして製材していくのか、じっくりと見ていただきました。

 



続いて、建築に使う木材でとても重要な「乾燥」の工程についてご説明。


木材は乾燥させることで強度が増し、建築材としての性能が高まります。

一方で、乾燥によって木材が反ることもあるため、弊社ではしっかりと乾燥させた後、大きく反ったものを除いたり、修正挽き(再度製材)を行い木材を真っすぐにします。


見学では、実際に乾燥材と未乾燥材を手に取っていただき、水分の違いによる重さの差を体感してもらいました。

また、実際に含水率や強度の測定を実演して、品質検査についてもご説明しました。

弊社では、この品質検査で基準を満たした製品だけを出荷しています。



実際に触ったり、持ち上げてみたりして違いを感じてもらえたようです。



強度測定のご説明


見学者の方にも、強度測定器による検査を体験してもらいました!



見学の終わりに、私たちが徹底した品質管理によって、安心・安全な製品をお届けしていること、

そして地元の木を使い、地産地消で林業を支える取り組みについてや、木材の産地・品質にこだわって家づくりをしてほしいという想いもお話ししました。

 




最後に、お土産として杉の半円と角の板材をご用意させていただきました。


記念に一枚お持ちいただく方や、何かちょっとしたものを作る用に何枚もお持ちいただく方などそれぞれでしたが、大変好評で良かったです。









今回の工場見学やツアーを通して、地元の森の木が 皆さまの暮らしの一部になる。

そんなつながりを感じていただけていたら嬉しいです。


ご参加くださいました皆様、大変ありがとうございました!

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